ダイヤモンドのお手入れの仕方についてご説明します。
大切なダイヤモンド、より末永くご愛用いただくために、ダイヤモンドの特徴から理解しておくと、より効果的なお手入れやお取り扱いが出来ると思います。
ダイヤモンドは地球上の物質で最も硬い(モース硬度10)です。
ダイヤモンドに引っかき傷をつけられるのは、ダイヤモンドだけです。
●ダイヤモンドだって壊れる?!
『硬い』=『丈夫・頑丈・壊れない』ということではありません。
よく『ダイヤモンドは硬いから何をしても壊れないのよね』と思われている方がいらっしゃいますが、ダイヤもちゃんと(?!)壊れます。
あくまで、ダイヤモンドも物質の一つに過ぎません。つまり「必ず壊れます」。
●では、どのような時に壊れる可能性があるのでしょうか???
衝撃が加わった場合。例:硬い床に落としたり、上から重くて硬い物が落ちてきた(置いた)などして、当たり所が悪い場合。
ダイヤモンドがちゃんとリングなどの台座に留められていない、緩みが生じている。
内部(および外部)に欠けや割れ目がある。
ここで「じゃー、欠けや割れ目があるダイヤは不良品か?」というと、そんなことは決してありません。
逆に言うと、欠けや割れ目の全く無いダイヤは非常に稀少かつ非常に高価です。
欠けや割れ目があるからすぐ壊れるということではなく、欠けや割れ目があればあるほど破損する可能性が高くなるということです。
普段からのお取り扱い方法や保管方法によっても左右されますので、どうぞ大切にお使いくださいませ。
●変質する場合もあります
火事などの高温により、ダイヤモンドの色が変わった!なんてことも可能性としてはございます。
上記の特徴さえをご理解いただければ、『してはいけないこと』が判ります。
普段のお手入れ
汚れが目立つときは、
(1)コップに台所用の中性洗剤を数滴入れ、ぬるま湯(または水)で溶かす。
(2)ダイヤモンド(*)を一晩(一日)浸けておく。
(3)柔らかな歯ブラシや筆などで、軽く水洗い。
(4)きれいな柔らかい布でやさしく拭く。
ダイヤと留めている爪の間の汚れが取れて、ダイヤが緩んだり外れたりする場合があります。
必ず、流れてしまわないように栓をしたりしてから洗浄を行ってください。
もし、「緩んだかな~」とか「カチカチッ」と音がした場合は、信頼できる宝石店にお持ちいただくことをお薦めいたします。
また、汚れではなく、細かな擦り傷などはいくら洗っても落ちません。
信頼できる専門のお店にお持ちいただくことをお薦めいたします。
(*)ダイヤモンド以外の宝石等が一緒に留められているジュエリーなどは、この方法でお手入れできない場合がございます。詳しくはお問い合わせ下さいませ。
お取り扱い
薬品などによる化学的な変化には、ダイヤモンドはまず侵されませんのでご安心を。
しかし、火事などの高温では、変色、焼失してしまいます。
衝撃には非常に注意が必要ですので、強い衝撃がかからないようにご注意下さい。
例えば
転んで道路に強く打ち付けた。
自動車や家のドアに挟んだ。
電車やバスが揺れて、とっさに手すりをつかんだ時に強打した。
左右の指にダイヤのリングを付けて、コンサートやパーティで拍手喝さいした。
テニス・スキー・サッカーなどスポーツした。
などお気をつけ下さい。
保管方法
ぶつかり合わないように一つ一つ独立して、柔らかくきれいな布地のケース等に置く。
万が一の火事のことを考え、ケースごと耐火金庫に入れておく。
が、ベストな保管方法です。
してはいけないのは、色々なアクセサリーや鍵など硬いものを、一緒にゴチャゴチャッと置いておくことです。
どんどん、キズだらけ、破損などします。
車の車検や、季節の衣替えではないですが、半年~1年位の間隔でチェックすることをお勧めいたします。
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