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カラーダイヤモンドのタノー宝石

随時更新しています。2024年12月23日

カラーダイヤモンドについて

カラーダイヤモンドのタノー宝石

カラーダイヤモンド(カラーダイヤ)の比較、選び方、価値、基準、意味などについての詳しい説明です。

ピンクダイヤ、ブルーダイヤ、イエローダイヤ、グリーンダイヤなどのルースやジュエリー等についてもご案内しております。

目次

【カラーダイヤモンドについて】

  1. カラーダイヤモンドのカラー・バリエーション

  2. カラーダイヤモンドの色因

  3. ナチュラル(天然)とトリートメント(人為的改変)とラボグロウン(合成)について

  4. カラーダイヤモンドの産地

  5. カラーダイヤモンドの産出量

  6. カラーダイヤモンドの鑑定について

  7. カラーダイヤモンドの賢い選び方・買い方

    1. カラーについて
    2. カラットについて
    3. クラリティについて
    4. カット/シェイプについて
    5. 蛍光性について
    6. ダイヤモンドのタイプ(型)について
  8. レアカラーダイヤモンド

  9. おまけ:他の鉱物入りダイヤモンド

【各カラー別ご説明】

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カラーダイヤモンドのカラー・バリエーション

カラーダイヤモンド イメージ画像

「カラーダイヤモンド」は、ほぼ全色あります。

大まかに分類すると、

虹の7色と同じ色は存在しているわけです。(無色透明(Colorless)の範囲は、外しています。)

また、「カメレオン・ダイヤモンド(Chameleon Diamond)」や「バイカラー・ダイヤモンド(BiColor Diamond)」など特殊なものもあります。

ピンク レッド
オレンジ イエロー
グリーン ブルー
バイオレット パープル
ブラウン ホワイト
グレー ブラック
カメレオン バイカラー
レアダイヤ

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カラーダイヤモンドの色因

なぜ「カラー」になるのか…、残念ながら完全な科学的証明はまだされておらず、不明な部分が多いのです。

分かっているのは、「放射線の照射などによる結晶構造の変化」、「ダイヤモンドの生成過程に何らかの不純物が混ざり、それによって色が生じている」ということです。

窒素、ホウ素、水素などの不純物に加え、結晶構造の欠陥が可視光線のエネルギー範囲に相当する低い電子状態を作り出し、このため可視光線の吸収が起こります。その結果、ダイヤモンドに色がついて見えるのです。

科学的に証明されるのも良いですが、分からない部分があるというのも「神秘的」でいいと思いませんか。

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ナチュラル(天然)とトリートメント(人為的改変)とラボグロウン(合成)について

カラーダイヤモンドは、ダイヤモンドそのものの生成起源や色の起源によって主に下記の3種類に分類されます。

人工的に色をつける方法は、(1)放射線を照射する、(2)分子構造を変えて色を生じさせる、(3)高温高圧(HPHT)プロセス、(4)加熱などの方法があるといわれています。

もしかしたら、技術の進歩で他の方法も存在するかもしれませんが、私はまだ聞いたことがありません。

ラボグロウンダイヤモンドはの製造方法は主に、(1)高温高圧法(HPHT)、(2)化学蒸着法(CVD)の二つの方法です。

■「放射線処理」について

放射線処理と聞いて「人体への悪影響は?」と心配になられるお客様もいらっしゃいます。

放射線照射は、1900年初期に実験的に行われ、初期は何年も残る強い放射性が問題視されましたが、現在では放射線処理をした後、残存放射性が残ることは無いとされています。

この方法は、ラジウム塩あるいはラドン、コバルト60を照射することで色の改変を行う技術で、照射には電子線加速器を使います。

なかでもファンデグラーフ加速器による着色は、淡いアクアマリンブルーから緑青色までの色調が得られます。

現在は、原子炉処理へと処理技術が移行しており、ピンクやブルーやグリーンと様々な色調が作り出されています。

▲様々な色調のトリートメントダイヤモンド

■「ナチュラル」と「トリートメント」の判別について

自然界ではダイヤモンドの結晶が長い期間に放射性物質と接触することで、ダイヤモンドのカラーが作られていきます。

それを短期的な放射線処理によってカラーを帯びさせるというのがこの手法で、それが自然の放射線か、人為的な放射線かを判別することは困難とされています。

しかし、近年では大半の放射線処理ダイヤモンドは、「分光光度計」での分光分析によって、それが天然の色と同異なるかを判別することで見分けられるようになっています。

ただ、それでも色の起源が「天然」なのか「人工的」な要因なのか判断がつかない場合があります。

二重の説明となりますが、自然界にも放射線は存在しており、ダイヤモンドの生成後に自然界の強い放射性物質にさらされると色がつくことがあるからです。

この判断が難しいとされるのが、「グリーン(Green)」、「ブルー・グリーン(Blue Green)」、「グリニッシュ・ブルー(Greenish Blue)」、「ブルーイッシュ・グリーン(Bluish Green)」、「グレーイッシュ・グリーン(Grayish Green)」等のブルー系やグリーン系のダイヤモンドです。

ご参考情報:中央宝石研究所では「ガイガーカウンター」を使用して、疑いの可能性のある宝石などについては残留放射能についても検査しているようです(2008~2009年頃の情報)。

当然ですが、「トリートメントダイヤ」に比べて天然起源の「ナチュラル(ファンシー)ダイヤモンド」は別格の扱いを受けています。

■「コーティングダイヤモンド」について

2007年頃から「コーティングダイヤモンド」などと呼ばれる色を改変したカラーダイヤが市場に流通し始めました。ダイヤ表面にコーティングする方法でピンクダイヤなどに見えるようにしているようです。

ただ、コーティングということは、メッキのように薄い膜をダイヤ表面に貼り付けているのと同じ状況ですので、その膜が剥がれれば当然色が元々の色に戻ります。

2018年01月10日に一般社団法人宝石鑑別団体協議会(AGL)より以下のようなアナウンスがありました。

<コメント変更のお知らせ>

人為的照射ダイヤモンド、高温高圧(HPHT)プロセスダイヤモンド、高温高圧(HPHT)プロセスと人為的照射が行われたダイヤモンドの色の起源とコメントのダイヤモンド・グレーディングレポート上の表記を、平成30(2018)年02月01日より下記のように変更いたします。

(変更理由)

近年、天然ダイヤモンドに対し高温高圧(HPHT)プロセスと人為的照射の両方を行っている処理が報告されるようになりましたが、複数の処理の検出が困難な場合があるため、人為的照射ダイヤモンド、高温高圧(HPHT)プロセスダイヤモンド、及び高温高圧(HPHT)プロセスと人為的照射が行われているダイヤモンドの色の起源とコメントを変更し統一することにいたします。



*分光光度計

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*ガイガーカウンター

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カラーダイヤモンドの産地

ちなみに、どこの国で産出されるのでしょうか?

ピンクダイヤモンドの産地として有名なのが、オーストラリアのアーガイル鉱山です(2020年閉山予定)。

その他、ナチュラルカラーダイヤモンドを産出するのは、ロシア、ブラジル、インド、タンザニア、ザイール、アンゴラ、南アフリカなどです。

アーガイル鉱山産出のダイヤモンドを見る

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カラーダイヤモンドの産出量

ズバリ、全ダイヤの0.01%位。

色々な数値が発表されていて、資料によって違うのですが、ダイヤモンド10,000個の内、ナチュラルカラーダイヤモンドは1コあるか無いか~10個以内といわれています。

この数値をから分かるように、ナチュラルカラーダイヤモンドが非常に希少価値のある宝石だということがお分かりいただけると思います。

産出量の多いカラーとしては、「イエローダイヤモンド」「ブラウンダイヤモンド」系が上げられます。

ただ、特級クラスの「イエローダイヤモンド」「ブラウンダイヤモンド」はやはり産出量が全然少ないです。

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カラーダイヤモンドの鑑定について

鑑定書イメージ画像

AGTジェムラボラトリー・カラーダイヤモンド鑑定書見本

▲ AGTジェムラボラトリー鑑定書見本(カラーダイヤモンド版)

GIAカラーダイヤモンド鑑定書見本

GIAカラーダイヤモンド鑑定書見本

▲ GIAカラーダイヤモンド鑑定書見本(カラーダイヤモンド版)

カラーダイヤモンドのグレーディング方法について

さて、「カラーダイヤ」はどのように鑑定されているのでしょうか?

GIA基準ですと、マスターストーンとの比較やマンセルのカラーチャートを参考に地(ベース)の色を決めます。

フェイス・アップ(クラウン側)でグレーディングに支障をきたす内包物などが無い場合は、クラウン側からグレーディングします。そうでない場合は、パビリオン側からグレーディングします。

他の光源や色に邪魔されないよう、無彩色(グレー)の囲いの中でカラーダイヤを判定するのに最適とされる一定の波長の蛍光灯の元にカラーダイヤを設置し、ベースの色だけなのか他の色が混在している(混ざっている)のか判定し、カラーグレードを「彩度」と「明度」から判定します。

ジャッジⅡ

▲ジャッジⅡ画像

カラーダイヤモンドは『ジャッジⅡ(Judge Ⅱ)』と呼ばれる箱型の囲いの中でカラーをグレーディングします。

ジャッジⅡは、内寸が50.8×60.9×50.8(高さ×幅×奥行き)cmで内側はグレー(マンセル N7)で覆われています。その中に『キセノンタイプD65(Xenon-type D65 Daylight)』という波長の蛍光灯が付いています。

カラーダイヤを安定しておける溝が掘られているマットな白いプラスチック製のケース(トレー)の上に置き、ダイヤのテーブル面(上側の平らな面)を表にして、光源から出た光がテーブル面で正反射しグレーダーの目との角度が45°になる位置で判定します。

もちろん、グレードする部屋や周りにダイヤのカラーに影響を及ぼすような色を持つ物体は置いてはいけません。

*マンセルのカラーチャート

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カラーダイヤのグレード表記方法について

一般的なグレーディングレポート(鑑定書)に記載される表示方法は、【カラーグレードの接頭辞】+【色相】となっています。

カラーグレードの接頭辞について

カラーグレードの接頭辞は、色の濃い(単純に濃い)順に以下のようになります。

カラーグレードイメージ(AGT)ピンクダイヤ

このカラーグレードの接頭辞は「彩度」と「明度」の2つの観点からグレーディングされています(上図参照 : カラーグレード・イメージ(AGTジェムラボラトリー)ピンクダイヤの場合)。

例えば、「ファンシーダーク」と「ファンシー」の場合、「彩度」はほぼ同じです。しかし、「明度」は「ファンシー」のほうが高い明度で、「ファンシーダーク」のほうが明度は低くなっています。

ですから、単純に色の濃さの順で見ると「ファンシーダーク」のほうが「ファンシー」よりも濃いとされていますが、明るさは「ファンシー」の方が高いといえます。

ただ、一つ留意しておいて頂きたいのが、左図の白丸のA、B、Cとも鑑定結果は『Fancy Pink』となることです。

単純に「A」「B」「C」の中では「A」が一番綺麗で「C」が一番人気が無いと思います。

「C」はピンクの色が薄く、かつ黒っぽく(暗い)見え、あまり鮮やかさを感じないと思います。「B」と「C」の違いは、彩度にあります。「B」のほうが「C」よりも鮮やかな色合いを持っています。

「A」と「B」の違いですが、「A」のほうが恐らく綺麗でしょうが、人によっては「色が薄い」と感じる人もいるかもしれません。「B」の方がしっかり色が濃く見えるでしょうから、「B」を「A」よりも好む人もいると思います。

ここらへんは個人の好みに大きく左右されると思いますので、鑑定書的な結果も大事ですが、自分の目と感覚に訴えてくるダイヤがあなたのカラーダイヤなのだと思います。

カラーダイヤに対して正しい評価を下す業者なら、「A」「B」「C」の価格は当然違ってきます。(いいかげんな業者は、残念ながら価格もめちゃくちゃです。)

他の3C(カラット・クラリティ・カット)が同じ『Fancy Pink』でも、価格に差があるのはこのためです。

実際のピンクダイヤを並べてみると判るのでしょうが、そんなに大量にピンクダイヤを所有することは個人では(業者でも)かなり難しいと思います。

同じ『Fancy Pink』評価のA、B、Cでも、Aは『Fancy Intense』に近いですし、Bは『Fancy Dark』や『Fancy Deep』に、Cは『Fancy Dark』に近いですので、正しい業者なら「A」が一番高価で次に「B」となり、「C」は間違いなく一番安価になると思います。

色相について

色相は「パープル」「レッド」「ピンク」「オレンジ」「グリーン」「ブルー」「バイオレット」「イエロー」「ブラウン」「ホワイト」「グレー」「ブラック」などがあります。

2つ以上の色相が混ざっている場合は

【カラーグレードの接頭辞】+【その他の色相】+【優勢な色相】

で表されます。

例えば、「ファンシー・ビビッド・パープリッシュ・ピンク(Fancy Vivid Purplish Pink)」等と、表記されます。

意訳すると、「もうむちゃくちゃきれいで色の濃い、パープルがかったピンク」とでもなりましょうか。

混同しやすい色相例について

例えば、「黄色~黄緑色~緑色」までの例ですと、

(A)「【接頭辞】イエロー(Yellow)」

(B)「【接頭辞】グリニッシュ・イエロー(Greenish yellow)」

(C)「【接頭辞】グリーン・イエロー(Green Yellow)」

(D)「【接頭辞】イエロー・グリーン(Yellow Green)」

(E)「【接頭辞】イエローイッシュ・グリーン(Yellowish Green)」

(F)「【接頭辞】グリーン(Green)」

という事例でご案内いたします。

(A)は、全部イエロー、分類としては「イエローダイヤ」、

(B)は、メインはイエローだけど、少しグリーンが混ざっている、分類としては「イエローダイヤ」、

(C)(D)は、グリーンとイエローが殆ど同じ強さで、どちらが強いとは判断しかねる場合に使われます。

しかし、敢えて言うならイエローが強い場合が(C)、分類としては「イエローダイヤ」、

敢えて言うならグリーンが強い場合が(D)、分類としては「グリーンダイヤ」、

(E)は、メインはグリーンだけど、少しイエローが混ざっている、分類としては「グリーンダイヤ」、

(F)は全部グリーン、分類としては「グリーンダイヤ」、

となります。

色調としては(A)が最も黄色が強く、段々緑色が強くなっていき、(F)が最も緑色が強くなります。

以上のように、【優勢な色相】、つまり評価の最後に記載されている色相でどの色のカラーダイヤか決定・分類されます。

似たような名称で、おそらく色調もよく似た色調ですが、評価がまったく違ってきますので注意が必要です。

しかしながら、非常に微妙かつ繊細な鑑定ですので、鑑定書だけに頼るのではなく、自分の眼と直感で感じるものがあったら、そのダイヤは入手されるのを強くお勧めいたします。

私が疑問に思ったこと

以上のように、とても微妙な判断を要求されるカラーダイヤモンドのグレーディング。

日々の業務の中でいくつか疑問がわいてきました。

(1)人種(瞳の色)による違い

(2)着ている衣服、壁、天井、床の色は影響しないのか?

(3)裸眼と眼鏡とコンタクトレンズによる違い

(4)年齢による違い(若いグレーダーと老眼のグレーダー)

上記の疑問に2009年9月に答えを得る機会を得ました。GIAの最高品質責任者であるジョン・キング氏が来日・講演されたのです。その講演の後、勇気を振り絞って(笑)、上記内容を質問してました。

ジョン・キング氏のご回答としては、

(1)人種による違いは、「ありえる」。

(2)周囲の環境に影響されないよう、ジャッジⅡなどの箱型の機材を使うので、周囲の環境に影響されるとは考えていない。

(3)関係ないと考えている。ただし、サングラスなど有色のレンズではなく、透明のレンズに限る。

(4)ありえると思うが、年齢による差が無くなるようグレーダーは訓練している。

万全・公平を期すために、プロの通訳の方を通してのやり取りをしました。ですので、多少のニュアンスの違いはあるかもしれませんが、ざっくりとした解答は上記のようになります。

(1)に関しては、その後ディーラーさんと話しているときに、色に敏感とされるのは、

青色や緑色の瞳>茶色や黒い瞳

女性>男性

との説もあると聞きました。

ただ、ネット上での情報ですと、「瞳の色による色の感じ方の違いはない」という眼科医(?)の方の学説(?)もありましたので、本当はどうなんでしょう(笑)?

また(3)に関しては顕微鏡などのレンズ関連のお仕事をされている方が、「完全に無色透明のレンズは作成不可能で、必ずレンズの色が混ざるので色が変わってしまう」との内容のことをおっしゃっていたような記憶があります。

うーん、真相や如何に。

より詳しい情報をお持ちの方はぜひご一報くださいませ。

上記のほかにも、グレーディング時に気をつけなければならない点として

があると指摘していました。

GIAでは、「ダイヤ全体の色の融合を見る」、そして、

また、「パッと見では(グレードを)決めない」ということも重要なようです。

他にもいろいろ盛りだくさんの講演でしたが、講演の内容、Q&Aは以上とさせていただきます。

ネット上ですとかなりの部分を鑑定結果に頼らざるを得ないところがありますが、気になるカラーダイヤモンドを見つけたら極力実際にご自身の目で確認し、何か感じるものがあったら、それがあなたのカラーダイヤモンドだとおもいます。

ちょっと宣伝(笑)当店では、【 お車代サービス 】&【 お伺いサービス 】やっています!ぜひぜひお気軽にご利用下さいませ。

なお、一つの判断基準として、どこの鑑定機関が鑑定しているかは大きな目安になります。

世界中で通用するのは、GIAです。GIAの鑑定書が付いていれば、まず安心です。(GIAの鑑定書が付いていると値段も高くなりますが・・・)

国内鑑定機関ですと、AGTジェムラボラトリーか中央宝石研究所がお勧めです。

当店では、殆どのカラーダイヤに上記3機関(GIA、AGTジェムラボラトリー、中央宝石研究所)か日本宝石学協会のいずれかの鑑定を取っていますのでご安心くださいませ。

その他に関しては、何か情報が入り次第、追記しますね。

「鑑定機関」別に見る(カラーレスダイヤを含みます)

各カラーダイヤモンドのカラーチャート・イメージ

カラーグレード用語の境界(GIA)

イエロー

Yellow

ブラウン

Brown

グレー

Gray

その他(ピンク、ブルー、グリーンなど)

Other(Pink,Blue,Green,etc)

D

文字グレードのみ

Letter Grade Only

文字グレードのみ

Letter Grade Only

文字グレードのみ

Letter Grade Only

E
F
G

カラーダイヤモンド カラーグレード

Colored Diamond Color Grade

H
I
J
K

文字グレード+「フェイント・ブラウン」

Letter Grade + "Faint Brown"

「フェイント・グレー」

"Faint Gray"

L
M
N

文字グレード+「ベリー・ライト・ブラウン」

Letter Grade + "Very Light Brown"

「ベリー・ライト・グレー」

"Very Light Gray"

O-P
Q-R
S-T

文字グレード+「ライト・ブラウン」

Letter Grade + "Light Brown"

「ライト・グレー」

"Light Gray"

U-V
W-X
Y-Z
>Z

カラーダイヤモンド カラーグレード

Colored Diamond Color Grade

2003(平成15)年10月1日以降、カラーダイヤモンドの表記について、一部変更があります。

平成15年8月、中央宝石研究所より、以下の内容のカラーダイヤモンド記載内容に関しての変更のアナウンスがありました。

近年、GIAでは人為的に処理されたカラーのダイヤモンド(※1)に対しても色の起源を明確にした上でカラー・グレーディングを行っております。これに倣って宝石鑑別団体協議会(AGL)でも、処理石に対して、カラーグレードを行うこと、ならびにすべてのファンシーカラーおよび処理により色が変化させたれているものを対象に色起源を明記することが決定されました(※2)。

※1:放射線照射処理、高温高圧(HPHT)プロセスおよびそれらの疑いがあるダイヤモンド。

※2:色起源の記載は、天然のDからZカラー以外のすべてのカラーグレードが対象となります。

■グレーディング・レポート記載例

●天然のファンシーカラーの例

COLOR GRADE:FANCY INTENSE PINK

COLOR ORIGIN:天然(NATURAL)

●放射線処理の例

COLOR GRADE:FANCY GREENISH BLUE*

COLOR ORIGIN:人為的照射*

その他(COMMENTS):*色の変化を目的とした人為的な照射が行われています。

●注意点:

これまで(2003年10月1日以前)は、ナチュラル(天然起源)のダイヤモンドにしか「FANCY」等の接頭辞は付きませんでした。

しかし、これからはトリートメントのダイヤモンドにも「FANCY」等の接頭辞が付きます。

パッと見ただけでは、区別が付きにくいですが、トリートメントの場合には、必ず「人為的照射」等の記載が付きます。

よく確認してくださいね。

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カラーダイヤモンドの選び方

カラーダイヤモンドを選ぶ時のポイントを、「4C」と呼ばれる「カラー」「カラット」「クラリティー」「カット(シェイプ)」と、「蛍光性」「タイプ(型)」という観点からご案内いたします。

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カラーについて

最も重要なのは「色」です。

カラーダイヤモンドなのですから、まずは「カラー」を最重点項目に見ましょう。

よくダイヤモンドの説明に「4C」と呼ばれる評価基準があります。「カラット」「カラー」「クラリティー」「カット(シェイプ)」ですね。

無色透明のダイヤモンドを選ぶときには、4Cの中で優先順位をつけて、予算に見合った石を選んでいると思いますが、カラーダイヤの場合は、とにかく「カラー」です。

カラーを重要視し、「クラリティー」や「カット(シェイプ)(ダイヤモンドの形、ラウンドブリリアントカットやハートシェイプカットなど)」を考慮に入れましょう。

ちょっとぐらいの傷や内包物は、「天然の証」ぐらいに思ってあまり神経質にならないことをお勧めします。

カットについてよくご質問頂くのですが、「ラウンドブリリアントカットなのにエクセレントやベリーグッドなどカットの評価が無いのですが・・・」。2006年1月1日以降、AGL(鑑別団体協議会)に所属する鑑定機関では、ラウンドブリリアントカットのカラーダイヤモンドに関してはカットの評価をしないということになりました。

ですのでラウンドブリリアントカットのカラーダイヤでカット評価が下されているものは、2006年1月1日以前に鑑定されたものか、AGLに所属していない鑑定機関による鑑定のものとなります。

そして何より、できる限り実際にご自身の目でご確認することを強くお勧めいたします。画像の色はあくまで画像、パソコンの設定などによって千差万別です。

実物が画像より綺麗なのは間違いないですが(故意に実物より良く画像を加工している悪質な場合もあります)、『百聞は一見にしかず』です。

お店でも照明や背景によって全然違って見えますので、蛍光灯、白熱灯、太陽光などできる限りの光源を試してみてください。ちょっと宣伝。当店では、【お車代サービス 】& 【 お伺いサービス 】やっていま。ぜひぜひお気軽にご利用下さいませ。

それから常に念頭に忘れずにいていただきたいのが、「とにかく、数が少ない」ということです。

「同じピンクダイヤが欲しい」と思っても、次に見つかるのは、明日かもしれないですし、一生見つからないかもしれないのです。

人と人の出会いと同じように、カラーダイヤとの出会いもあると思えてなりません。

皆さんのご購入の参考に少しでもお役に立てましたでしょうか?

「これも知りたい」「あんなことも教えて」など、ありましたらお気軽に質問してくださいね。

宝石のプロとして、一生懸命頑張りますので宜しくお願いします。

ご参考情報:ダイヤモンド婚約指輪の選び方

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カラット

ダイヤモンドの重量はカラット(略字ではct)で表示され、1カラット(ct)=0.2gです。

よく「大きさ」と思われていますが、正確には「重さ」です。

ただ、ダイヤモンド同士ならば比重が同じなので、「大きさ」と考えても大丈夫でしょう。でも、ダイヤモンドとルビーなど違う石同士だと比重が異なりますので、同じ1ctでも大きさは違ってきます。

通常、小数点第2位または第3位まで精密な電子天秤(カラット天びん)で測定、表示されます。

呼び方など:カラット、キャラット、キャラ、carat、ct、cts

カラット別にダイヤモンドを見てみる(カラーダイヤモンド&カラーレスダイヤモンド)


*電子天秤(カラット天びん)

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クラリティ

●「クラリティ」とは、研磨されたダイヤモンドにどのようなブレミッシュ(外部/表面上の特徴)やインクルージョン(内包物)の特徴を11段階のクラリティスケールで評価します。

●ダイヤモンドは非常な高熱と圧力の環境下で形成されるため、内部や表面に全く特徴がないものはごく稀です。これらの特徴はダイヤモンドが形成される上での副産物であり、鑑定士等がダイヤモンドと合成石や類似石を識別したり、ここのダイヤモンドを識別することに役立つものです。

GIA方式

グレード ご案内
FL 10倍の拡大で内包物やキズや欠けなどが認められない
IF 10倍の拡大で内包物は認められないが表面にキズや欠けなどが認められる
VVS-1 10倍の拡大で発見が極端に困難~非常に困難な微小な内包物やキズや欠けなどが認められる
VVS-2
VS-1 10倍の拡大で発見が困難~やや容易な内包物やキズや欠けなどが認められる
VS-2
SI-1 10倍の拡大では発見が容易~大変容易だが、肉眼では困難~やや容易な内包物やキズや欠けなどが認められる
SI-2
I-1 肉眼で容易に発見できる内包物やキズや欠けなどが認められる
I-2
I-3

用語説明

●カラットやカラーと同様に、クラリティが価値に及ぼす影響は、希少性と直接関係しています。

●研磨されたダイヤモンドを専門家が、 宝石顕微鏡等で10倍に拡大し検査して評価されます。

インクルージョンやキズ等の数量・大きさ・位置・色・性質などで総合的に判定されます。

●インクルージョンやキズ等の存在は必ずしも否定的な要因ではなく、ダイヤモンドがどのように形成されたのかの情報源であり、またカッター(研磨職人)が原石をどの様にカットするかを決定する要因にも役立っています。

●さらに「天然ダイヤモンド」である証拠を提供してくれることもあります。

市場に出まわる石としては、「VVS-1」~「I-1」が多くなってます。

「IF(インターナリー・フローレス)」は市場に出ますがとにかく非常に数が少なく、「FL( フローレス)」にいたっては殆ど市場には出てきません。

*宝石顕微鏡

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*ルーペ

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カット/シェイプ

人間がダイヤモンドに唯一手を加えられるのが「カット」です。

カットによって、色を強調したり、インクルージョンを隠したりすることが出来ます。

形状によって

などと呼ばれます。

その他、「スター」「トリリアント」「リリー」「バリオン」「バケット」「テーパー」「クロス」「ジニア」「ヘクサゴン」「ダリア」「マリーゴールド」「サンフラワー」など色々あります。

カットがなぜ重要視されるのか…それはカットの良し悪しによって、ダイヤに入ってきた光を反射することができるか左右するからです。

いわゆる「キラキラ光ってる」かそうでないかを決定してしまうからです。

カラーダイヤのラウンドブリリアントカットのカットグレードにつきまして

カットについてよくご質問頂くのですが、「ラウンドブリリアントカットのピンクダイヤモンドなのにエクセレントやベリーグッドなどカットの評価が無いのですが・・・」。

2006年1月1日以降、AGL(鑑別団体協議会)に所属する鑑定機関では、ラウンドブリリアントカットのカラーダイヤモンドに関してはカットの評価をしないということになりました。

ですのでラウンドブリリアントカットのカラーダイヤでカット評価が下されているものは、2006年1月1日以前に鑑定されたものか、AGLに所属していない鑑定機関による鑑定のものとなります。

ただ、「ハート&キューピッド」は判定されます。なので、ラウンド・ブリリアント・カットのカラーダイヤモンドにハート&キューピッドの評価が下されていることはあり得ます。

ファセット(面)や部分の名称について

ラウンドブリリアントカット

(出典元:ジュエリーコーディネーター検定3級 テキストブック)

■ カット・シェイプ
3EX H&C
3EX H&C
3EX
3EX
H&C
H&C
EX H&C
EX H&C
EX
EX(エクセレント)
VG H&C
VG H&C
VERY GOOD
VG(ベリーグッド)
GOOD
GD(グッド)
FAIR
Fair(フェアー)
POOR
Poor(プアー)

他の様々なカットを見てみる


ハート

エメラルド・カット

クッション

オーバル

マーキース

ペア・シェイプ

ラディアント

プリンセス

ラウンド(多面体、その他)

その他

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蛍光性

ダイヤモンド蛍光性画像

▲蛍光性比較画像 様々な蛍光性のダイヤモンドを並べて撮影してみました。

左から順に

(1)蛍光性 Strong Bluish White

(2)蛍光性 Strong Yellow

(3)蛍光性 Strong Orange

(4)蛍光性 Medium Pink

(5)蛍光性 Strong Yellowish Green

(6)蛍光性 Very Strong Blue

(7)蛍光性 None

です。

ダイヤモンドは一般的に紫外線を当てると、通常項とは違う色調をしめすダイヤモンドと、示さない(=反応しない)ダイヤモンドがあります。

難しく言うと蛍光性とは、紫外線やX線など波長の短い光線を当てると放射ルミネッセンスの結果、第一次光とは違った色の第二次光を発する性質を言います。

品質とは無関係とされていますが、価値や価格に影響を及ぼすことが多くあります。

判断の状態としては、

・366nm(ナノメートル、ナノメーター)または、3650Å(オングストローム)(=365nm)の長波紫外線の元で、

・ダイヤなどを置く背景は『黒い背景』で、

・ダイヤをフェイスダウン(ダイヤの裏側・・・DカラーやEカラーなど通常のカラー(Color)を判断するときはダイヤの裏側から判断するため。)にした状態で

見て判断されます。

また、部屋は暗いほうが蛍光を良く確認できます。

ダイヤモンドは通常、蛍光性が無い(None)、弱い(Faint)、が多く、蛍光性として多い色はブルーとなっています。

蛍光性の評価基準は、下記に記載の「強弱別」と「ドミナントカラー(ドミネントカラー)」によって判断されています(GIA基準)。

強弱別

ドミナントカラー(ドミネントカラー)GIA基準

*ドミナントカラーにつきまして

AGTジェムラボラトリーや中央宝石研究所は、特にドミナントカラーを決めてはおらず、実査に見た目の色調で判断しているとのことです。(2015年9月現在)

蛍光性を見るには?

一般的には、ブラックライト(波長:365nm)またはブラックライト(波長:366nm)を当てることで簡単にダイヤなどの蛍光性を楽しむことが出来ます。

その際、なるべく見る場所(部屋など)は暗くして、ダイヤは黒い紙や布などの上に置いて、 ブラックライトのみで照らしてみるとより蛍光性を確認、楽しめると思います。

また、カラオケボックスなどブラックライトのある場所ですと、通常光とは違う色を楽しむことが出来ると思います。

ご注意点

・ブラックライトによって波長が色々(長波紫外線、短波紫外線など)あるため、ブラックライトによって違う色合いに見える場合があります。

・白い紙などの『白い背景』など「黒い背景以外」ですと違う色調に見えることがあります。

・古いブラックライトや長期間使ったブラックライトなどは、新品時と違う色調に見えることがあります。

・ダイヤの向き(上向き(フェイスアップ)か下向き(フェイスダウン)か)によって、違って見える時があります。

・基本的に蛍光性が強ければ強いほど、価値が低いと考えられることが多いです。

・従いまして、万が一将来売却などする場合は、安価になる可能性が有ります。

・個人的な意見ですが、蛍光性の鮮やかなものはブラックライトなどで照らすと本当に綺麗です。蛍光性もダイヤモンドの一つの個性とお考え頂ければ幸いです。

●鑑定機関が利用している、または、利用していた機器

・GIA推奨機種(2012年現在):EICKHORST UVマルチスコープ(長波:366nm、短波:254nm)

・EICKHORST UVカラースコープ(長波:366nm)

・長波・短波両用紫外線ライト

・GIA GEM INSTRUMENTS(GIA ジェム インスツルメンツ)モデル745000(2015年8月現在、AGTジェムラボラトリーにて使用)

( 日立 FL4BL(2009年1月現在、AGTジェムラボラトリーにて使用)。)

強弱別で探す

色別で探す

*ブラックライト(波長:365nm)

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*ブラックライト(波長:366nm)

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ダイヤモンドのタイプ(型)について

ダイヤモンドは主に不純物の種類と量、さらにそこから導かれる物性の違いによって4つの型に分類されています。

以下の表からもお判りのように、窒素を多く含む『1a型』が天然では最も普通で、全体の産出量の98%を占めています。

1b型』や『2a型』、『2b型』は、非常に産出量が少なく、希少なものです。

紫外-可視及び赤外領域の分光検査、顕微紫外レーザーラマン分光分析装置によるフォトルミネッセンス分析(PL分析)という手法で判断されます。

呼び方や記載方法などは、例えば「タイプ2a」「タイプ2-a」「2a型」「2-a型」など色々あります。

1a型 1b型 2a型 2b型
窒素を 含む 含まない~ごく微量を含む
窒素含有量(ppm) 10~5,500 25~50 <10 ~0
窒素の分布

薄板状の集団として偏在

(窒素が凝集した状態で存在している)

個々の原子として炭素原子を置換

(窒素は孤立した単原子の状態で存在している)

個々の原子として炭素原子を置換

---
ホウ素含有量(ppm) 0 0 0

<0.06

ボロン(ホウ素)が炭素原子を置換

産出量 98~99% ~0.1% <2% ~0%
色(通常) 無色、黄色 黄色 無色、ピンク、ブラウン、オレンジ 青色、グレー
電気伝導性 絶縁体 絶縁体 絶縁体 半導体

*1a型は、さらに『1aA型』と『1aB型』の二つに分けられます。

*いずれのタイプも境界が明確ではなく、各種のタイプの特徴を併せ持った混合タイプも存在いたします。

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レアカラーダイヤモンド

●また、上記のほかに

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他の鉱物入りダイヤモンド

他の鉱物(結晶、原石)等を内包するダイヤモンドが存在します。

その他、スピネル、グラファイト、ヘマタイト、マグネタイト、パイロォタイトなどの結晶インクルージョンを内包するダイヤモンドもあります。

どうしてダイヤモンドの中にガーネット等他の鉱物結晶があるのでしょうか?

生成的に下記の3種類に分類できます。

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ブルーダイヤモンド(Blue Diamond)


ナチュラル(天然)ブルーダイヤモンドルース画像
▲ ブルーダイヤモンド ルース

Fancy Light Blue (natural), 0.094ct, VS-2, Round Brilliant, Type2-b, AGT

●最も高い評価を受けるのは、「レッドダイヤモンド」と並んで「ブルーダイヤモンド」といわれています。とにかく、採掘されません。
だから、市場にも殆んど出回らず、出たとしても、ため息の出る価格がついていることでしょう。

●もし、1カラット以上のナチュラルブルーダイヤをどこかの宝石店(博物館)などで見かけたら、じっくりと目に焼き付けてください。まさに、「人類の宝」ですね。

▼有名なブルーダイヤモンド
【ホープダイヤモンド】 The Hope Diamond
・45.52ct
・Fancy Deep Grayish Blue
・VS-1
・インド ゴルコンダ産
世界一有名なブルーダイヤモンド。スミソニアン博物館 米国

【ハート・オブ・エタニティ】 The Heart of Eternity
・27.64ct
・Fancy Intense Blue
(スミソニアン博物館のサイトによるとGIAがFancy Vivid Blueと鑑定したとの記述がありました)

▼カラーグレード別数量(%)

↓ Fancy Vivid : 1%
Fancy Deep : 10%
↑ Fancy Dark : 2%

Fancy Intense : 18%
Fancy : 49%
Fancy Light : 10%
Light : 6%
↓ Very Light : 2%
↑ Faint : 2%

▼クラリティ別数量(%)

Flawless or IF : 29%
VVS : 21%
VS : 34%
SI / I : 16%

●グラフはGIAがグレーディングしたブルーダイヤモンドの数量の分布図です。

●意外に思われるかもしれませんが、ブルーダイヤは高クラリティが結構多いのが特徴です。
 ダイヤモンドには『タイプⅠ』と『タイプⅡ』という分類があり(ダイヤモンドのタイプ(型)についての詳しい説明)、ブルーダイヤやグレーダイヤには『タイプⅡ』が多いのです。
 この『タイプⅡ』というダイヤはクラリティグレードが高い(良い)ものが多いため、ブルーダイヤも高クラリティが多くなるというわけです。

●それにしてもGIAをしてカラーグレードの母数が462ピース、クラリティ・グレードの母数が294ピースというのは、ブルーダイヤの希少性を証明しているような感じがします。
 Fancy Vividにいたっては、4~5ピースしかGIAに持ち込まれていないということですからね!

●出会えたときに入手するしかないカラーダイヤですね!

●さて、資産価値としてはどうでしょうか・・・。

  日本国内では、0.1ct以下でも十分マーケットがあるのですが、 海外ではあまり小さいものは好まれないようです。
  経済のグローバル化を考えると、余裕があるなら1.00ct以上かつFancy以上ののブルーダイヤは十分に所有している価値があると思います。
  高級マンション買うか、ブルーダイヤ買うか、どちらが良いのでしょうね・・・(笑)

 このクラスになると世界中にマーケットがあるでしょうから、いつでもどこでも頼りになる青い鳥ならぬ青いダイヤになってくれると思いますが。。。
 あくまで私見です!ご自身で判断してくださいね!

そもそも「資産価値がある」とは幾ら位をいうのかもポイントですが・・・(^o^)/


●ご参考までに海外のオークションでの落札状況です。

開催年月
オークションハウス
color grade,carat,clarity,Cut/Shape,labo
落札価格
備考
1995年11月
クリスティーズ
Fancy Deep Blue,4.37ct,---,Oval-Shape,GIA
USD 2,486,530- 
1998年5月20日
サザビーズ,ジュネーブ
Fancy Intense Blue,5.38ct,IF,Pear-Shape,GIA
CHF 2,313,500-
・約¥2億1380万円、・1ct当り・・・約3980万円、・Pt リング
1998年6月18日
サザビーズ,ロンドン
Fancy Blue,7.63ct,---,Radiant-Cut,GIA
GBP 177,500-
・約¥4000万円、・1ct当り・・・約525万円(2009年の今となっては信じられない位の安値ですね)、・Pt リング
2001年10月30日
サザビーズ,香港
Fancy Vivid Blue,3.03ct,IF,Heart-Shape,GIA
HKD 5,544,750-
・約¥8670万円、・1ct当り・・・約2860万円、・K18WG リング
2004年4月26日
サザビーズ,香港
Fancy Vivid Blue,10.80ct,IF,Heart-Shape,GIA
HKD 33,102,400-
・約¥4億6400万円、・1ct当り・・・約4300万円、・K18WG リング
2007年10月8日
サザビーズ,香港
Fancy Vivid Blue,6.04ct,IF,Emerald-Cut,GIA
HKD 61,927,500-,(USD 7,980,000-)
・約¥9億3600万円、・1ct当り・・・約1億5500万円、・購入者:アリサ・ムサイエフ氏、・Pt リング タイプIIb
2007年11月14日
サザビーズ,ジュネーブ
Fancy Vivid Blue,4.16ct,VS-1,Pear-Shape,GIA
CHF 5,313,000-,(USD 4,730,000-)
・約¥5億2550万円、・1ct当り・・・約1億2600万円、・購入者:ローレンス・グラフ氏、・Pt / YG リング
2008年4月10日
サザビーズ,香港
Fancy Deep Blue,2.01ct,VS-2,Oval Shape,GIA
HKD 8,951,500-
・約1億1000万円以上、・1ct当り・・・約5470万円、・Pt リング タイプIIb
2008年5月14日
クリスティーズ,ジュネーブ
Fancy Intense Blue,13.39ct,VS-1,Rectangular-Cut,GIA
CHF 9,233,000-,(USD 8,785,366-)
・約9億1970万円、・1ct当り・・・約6870万円、・Pt / K18WG リング タイプIIb
2008年9月
リーマン・ショック 100年に一度の世界同時不況へ
2008年12月
クリスティーズ,ロンドン
Fancy Deep Grayish Blue,35.56ct,VS-2,Cushion-Shaped,GIA
GBP 16,393,250-,(USD 24,311,191-)
・約22億5000万円、・1ct当り・・・約6330万円、・リング タイプIIb、・青いヴィッテルスバッハ(Der Blaue Wittelsbacher)、・歴代所有者、1664年:スペイン国王フェリペ4世(King Philippe IV)が娘マルガリータ(Margarita Teresa)王女と神聖ローマ皇帝レオポルト1世(Leopold I)との婚約を祝して、マルガリータ王女に贈る。、その後、神聖ローマ帝国皇帝も輩出したドイツ・バイエルンの名家ヴィッテルスバッハ(Wittelsbacher)家が代々受け継ぎ所有。、1964年~個人の所有物、・落札者:ローレンス・グラフ氏、・リーマン・ショック後にもかかわらず、ロンドンで落札されたオークション史上ダイヤモンド最高価格更新(落札時)。
2009年5月12日
サザビーズ,ジュネーブ
Fancy Vivid Blue,7.03ct,IF,Modified Rectangular Brilliant-Cut,GIA
CHF 10,498,500-,(約USD 9,490,000-)
・約9億1000万円、・1ct当り・・・約1億2950万円、・南アフリカ カリナン鉱山産、・リーマン・ショック後にもかかわらず、1ctあたりのダイヤモンド最高価格更新(USドルベース)。

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ピンクダイヤモンド(Pink Diamond)

下記の画像をタップ(またはクリック)すると、リング(指輪)、ペンダント、ネックレス、ピアス、イヤリング、ブレスレット、ルース(裸石)、原石、ビーズ等のジュエリーやアクセサリーなどのいずれかをご覧頂けます。

ピンクダイヤモンドとは、ピンク色のダイヤモンドのことです。

一般的に無色透明と思われているダイヤモンドがなぜピンク色になるのか。

現在一般的に考えられている理由は、微量成分ではなく、結晶構造のゆがみに因るとされています。

ただ、タイプ2a(2-a型)のダイヤモンドの場合は、アルミニウム(Al)により、褐色~ピンク色になるモノもあるといわれています。

カラーグレードとしては、「Fancy Vivd(ファンシー・ビビッド)」、「Fancy Intense(ファンシー・インテンス)」、「Fancy Deep(ファンシー・ディープ)」、「Fancy(ファンシー)」、「Fancy Light(ファンシー・ライト)」、「Light (ライト)」、「Very Light (ベリー・ライト)」、「Faint(フェイント)」の8グレードがあります。

色相としては、「Pink(ピンク)」、「Purplish Pink(パープリッシュ・ピンク)」、「Purple Pink(パープル・ピンク)」、「Orangy Pink(オレンジー・ピンク)」、「Orange Pink(オレンジ・ピンク)」、「Brownish Pink(ブラウニッシュ・ピンク)」、「Brown Pink(ブラウン・ピンク)」などがあります。

なお、上記の例のように最後にPinkが付くのがピンクダイヤモンドです。

(「Pink Brown」など最後にBrownが付くのはブラウンダイヤモンドで、「Pink Orange」など最後にOrangeが付くのはオレンジダイヤモンドとなります。)

「Pink(ピンク)」は、他の色が混ざっていないという意味で「純色(ピンク)」などと呼ばれています。

日本国内では、純色よりも「Purplish Pink(パープリッシュ・ピンク)」の方が人気があるといわれ、ブラウン系は人気が低いといわれています。

しかしながら、例えば同じ料理を食べても美味しいと思う人もいればそう思わない人がいるように、また濃い味付けが好みの人もいれば薄味が好きな方もいらっしゃるように、色調の好みにも個人差があります。

ですので、グレーディング結果にとらわれず、ご自身の目と感覚を重視してお選びいただければと思います。

ちょっとアドバイスというわけではございませんが、ルースの状態での色調と、リングやペンダントなどの枠に留めてジュエリーに加工した状態での色調が違って見えることも多々あります。

枠のデザインや地金の色(プラチナ、イエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールドなど)にも左右されます。

ルースの状態から加工してジュエリーに仕上げる際は、上記のような可能性もしっかりと考えて頂ければ幸いです。

ピンクダイヤモンドは、1カラット(ct、Carat)当たりの値段も相場も高値で推移しています。

産地では、オーストラリアのアーガイル鉱山産出のものが最も有名で、とても人気があります(採掘は既に終了)。

【有名なピンクダイヤモンド】

下記の画像をタップ(またはクリック)すると、リング(指輪)、ペンダント、ネックレス、ピアス、イヤリング、ブレスレット、ルース(裸石)、原石、ビーズ等のジュエリーやアクセサリーなどのいずれかをご覧頂けます。

●オークション落札価格(落札価格は、「1カラット当たりの金額」×「カラット数」で計算している場合もあるため、多少の差異が生じている場合があります。)

開催年月
オークションハウス
カラーグレード,カラット,クラリティ,カット・シェイプ,鑑定機関
落札価格
備考
1994年11月
クリスティーズ
Fancy Pink,19.66ct,---,---,GIA
US$7,421,315
---
1995年11月
サザビーズ
Fancy Intense Pink,7.37ct,---,---,GIA
US$6,035,020
---
1999年5月
クリスティーズ
Faint Pink,20.83ct,---,---,GIA
US$9,873,420
---
---
---
Fancy Pink,5.74ct,---,---,GIA
US$3,817,100
---
2008年4月
サザビーズ・香港
Fancy Intense Pink,4.45ct,IF,Radiant,GIA
HK$15,671,500
・約2億円以上、・リング
2009年5月12日
サザビーズ・ジュネーブ
Fancy Intense Pink,5.29ct,VS-2,Pear-Shaped,GIA
CHF2,266,500-
・1億9645万円、・タイプII-a、・プラチナ・リング

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レッドダイヤモンド(Red Diamond)

下記の画像をタップ(またはクリック)すると、リング(指輪)、ペンダント、ネックレス、ピアス、イヤリング、ブレスレット、ルース(裸石)、原石、ビーズ等のジュエリーやアクセサリーなどのいずれかをご覧頂けます。

レッドダイヤモンドは、カラーダイヤモンドの中でも希少価値が高いと言われています。

私の知っている範囲ですと、「Fancy Red(ファンシー・レッド)」「Fancy Purplish Red(ファンシー・パープリッシュ・レッド)」「Fancy Orangy Red(ファンシー・オレンジー・レッド)」の3種類が基本となっています。

ピンクダイヤモンドで有名なオーストラリアのアーガイル鉱山産出のレッドダイヤモンドも存在します。

値段もびっくりするほどの高価格です。1カラット(1carat、1ct)当たりの値段も飛びぬけています。

【有名なレッドダイヤモンド】

●オークション落札価格 

開催年月
オークションハウス
カラーグレード,カラット,クラリティ,カット・シェイプ,鑑定機関
落札価格
備考
1987年4月28日
クリスティーズ・ニューヨーク
Fancy Purplish Red,0.95ct,---,Circular-CutまたはRound Brilliant Cut,GIA
USD 880,000-
・約¥1億2760万円
・1ct当り・・・約1億3400万円、・Hancock Red Diamond (ハンコック・レッド・ダイヤモンド)、・おそらくブラジル産、・GIAには1956年に初めて持ち込まれた。
2000年5月1日
クリスティーズ・香港
Fancy Purplish Red,0.59ct,SI-2,Oval-Cut,GIA
HKD 2,025,000-
・約¥2815万円、・1ct当り・・・約4770万円、・Pt リング GRAFF
2001年5月1日
クリスティーズ・香港
Fancy Red,0.73ct,I-1,Rectangular-Cut,GIA
HKD 3,015,000-
・約¥4770万円、・1ct当り・・・約6500万円、・ブローチ
2001年6月13日
サザビーズ・ニューヨーク
Fancy Purplish Red,0.51ct,---,Cut-Cornered Rectangular Mixed Cut,GIA
USD 92,750-
・約1130万円、・1ct当り・・・約2220万円、・ルース
2001年10月24日
Phillip's de Pury・New York
Fancy Red,1.92ct,---,Radiant-Cut,GIA
USD 1,652,500-
・約2億270万円、・1ct当り・・・約1億550万円
2002年4月15日
---
Fancy Red,1.05ct,SI-2,Oval-Cut,GIA
USD 442,500-
・約5850万円、・1ct当り・・・約5570万円
2004年4月21日
サザビーズ・ニューヨーク
Fancy Purplish Red,0.59ct,---,,Pear Shape,GIA
USD 120,000-
・約1306万円、・1ct当り・・・約2200万円、・K18WG リング
2004年11月1日
サザビーズ・香港
fancy purplish red,0.91ct,SI-1,Cut-Cornered Square Modified Brilliant,GIA
HKD 4,318,400-
・約¥5890万円、・1ct当り・・・約6470万円、・K18WG リング
2007年4月25日
クリスティーズ・ニューヨーク
fancy purplish red,1.59ct,VS-2,Modified rectangular-cut,GIA
USD 958,400-
・約¥1億1360万円、・1ct当り・・・約7150万円、・ルース
2007年11月15日
クリスティーズ・ジュネーブ
Fancy Purplish Red,2.26ct,SI-2,Modified Octagon-Shape,GIA
CHF 2,961,000-
(USD 2,646,000-)・約¥2億9380万円、・1ct当り・・・約1億3000万円、・購入者:ローレンス・グラフ氏、・K18 Pink Gold リング

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パープルダイヤモンド(Purple Diamond)

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パープルダイヤモンドとは、例えば「Fancy Vivid Pink Purple」のようにカラーグレードの評価の末尾が「Purple」となっているダイヤモンドのことです。

従って、例えば「Fancy Vivid Purple Pink」のように末尾が「Pink」となっているのは、「ピンクダイヤモンド」となります。

バイオレットダイヤモンド」とどう違うんですかとよくお問い合わせを頂きますが、大まかに分けると、パープルは赤紫色系、バイオレットは青紫色系とお考えいただければと思います。

例えば、色が濃く見えるので「Fancy Deep Purple(ファンシー・ディープ・パープル)」かなと思うと、「Fancy Brownish Purple(ファンシー・ブラウニッシュ・パープル)」との鑑定結果となることが有ります。

【有名なパープルダイヤモンド】

「ロイヤル・パープル・ハート(The Royal Purple Heart)」:7.34ct、Fancy Vivid Purple、I-1。世界最大のFancy Vivid Purpleダイヤモンドといわれています。

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バイオレットダイヤモンド(Violet Diamond)

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バイオレットダイヤモンド(ヴァイオレット・ダイヤモンド)とは、例えば「Fancy Gray Violet」のようにカラーグレードの評価の末尾が「Violet」となっているダイヤモンドのことです。

従って、例えば「Fancy Violet Gray」のように末尾が「Gray」となっているのは、「グレーダイヤモンド」となります。

パープルダイヤモンド」とどう違うんですかとよくお問い合わせを頂きますが、大まかに分けると、バイオレットは青紫色系、パープルは赤紫色系とお考えいただければと思います。

例えば、色が濃く見えるので「Fancy Deep Violet(ファンシー・ディープ・バイオレット)」かなと思うと、「Fancy Gray(Grayish) Violet(ファンシー・グレー(グレーイッシュ)・バイオレット)」との鑑定結果となることが有ります。

「グレー」が付くと嫌がる方が多いのですが、気にしない方にとっては考え方によっては色が濃く感じられる場合があり、かつ、お値段も少しお得になる場合もあるので、かえって好まれる方もいらっしゃいます。

いずれにせよ、実際にご自身の目で見て判断されるのが最も重要かと思いますので、ご熟慮頂ければ幸いです。

数は非常に少ないですが、ピンクダイヤモンドで有名なオーストラリアのアーガイル鉱山産出のバイオレットダイヤモンドもあります。

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グリーンダイヤモンド(Green Diamond)

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グリーンダイヤモンドとは、例えば「Fancy Vivid Yellow Green」のようにカラーグレードの評価の末尾が「Green」となっているダイヤモンドのことです。

従って、例えば「Fancy Vivid Green Yellow」のように末尾が「Yellow」となっているのは、「イエローダイヤモンド」となります。

とてもよく似た色調ですが、評価が全く異なってまいりますので、どうぞお気を付けくださいませ。

グリーンダイヤモンドの色因ですが、基本的に「放射線」にさらされたことによるといわれています。

ここで問題になるのが、「自然界の放射線」にさらされたのか、「人為的に放射線」にさらされたのかが判別できるのかどうかということです。

残念ながら現在の科学技術ですと、判別できることもあれば、どうしても判別できないこともあるというのが現状となっております。

【有名なグリーンダイヤモンド】

「ドレスデン・グリーン・ダイヤモンド(Dresden Green Diamond)」:40.71ct,VS-1。世界最大の天然グリーンダイヤモンド。ドイツ ドレスデン 宝物美術品博物館

「オーシャン・ドリーム(The Ocean Dream)」:5.51ct,Fancy Deep Blue Green,Modified Triangular Cut

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オレンジダイヤモンド(Orange Diamond)

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オレンジダイヤモンドドとは、例えば「Fancy Vivid Yellow Orange」のようにカラーグレードの評価の末尾が「Orange」となっているダイヤモンドのことです。

従って、例えば「Fancy Vivid Orange Yellow」のように末尾が「Yellow」となっているのは、「イエローダイヤモンド」となります。

とてもよく似た色調ですが、評価(価値)や値段(価格)が全く異なってまいりますので、どうぞお気を付けくださいませ。

目が覚めるような鮮やかなオレンジ色のダイヤモンドは、敬愛の念を込めて『パンプキンダイヤモンド』と呼ばれることがあります。

イエロー系~ブラウン系まで色々な表情を見せてくれ、『コニャックダイヤモンド』、『シャンパンダイヤモンド』、『ダージリンダイヤモンド』、『マンダリンダイヤモンド』など愛称を付けることもあります。

ピンク色系が絡むと「パパラチヤ・サファイヤ」のような色調を示すこともあります。

【有名なオレンジダイヤモンド】

「パンプキン・ダイヤモンド(Pumpkin Diamond)」:5.54ct、Fancy Vivid Orange、Cushion shaped Modified Brilliant cut。The House of Harry Winston(ザ・ハウス・オブ・ハリー・ウィンストン)所有。

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イエローダイヤモンド(Yellow Diamond)

●比較的数量の多いのは、「ブラウンダイヤモンド」や「イエローダイヤモンド」ですね。

●厳密な基準ですと、「Fancy ○○ Yellow」や「Fancy ○○ Brown」は、カラーダイヤモンドとしてのイエローダイヤモンドやブラウンダイヤモンドです。
●間違いやすいカラーとして、「Fancy」の付かない「Under N (Very Light Brown)」や「Under S (Light Yellow)」等は、カラーダイヤモンドの範疇ではなく、あくまで「D」~「Z」までの基準による(通常の)ダイヤモンドとなります。

●「ブラウンダイヤモンドとイエローダイヤモンド」以外のカラーダイヤ、つまりピンクダイヤモンドやブルーダイヤモンド等は「Faint」や「Very Light」等でも「カラーダイヤモンド」としての区分けになります。

●例えば、「Very Light Pinkish Brown」はカラーダイヤモンドで、「Very Light Yellowish Brown」はカラーダイヤモンドではなく「D~Z」の通常のダイヤモンドとなります。

●それぞれの接頭辞についての説明は「Grading」をご参照下さい。

●一昔前までは、ブラウンダイヤモンドやイエローダイヤモンドは「ダイヤじゃない」みたいに言われ、価値が低く見られていました。
●しかし、例えば、「カナリーダイヤモンド」と言われる最高級のイエローダイヤモンドは、無色透明のダイヤモンドをはるかに凌ぐ評価を得ていて、価格も飛びぬけています。

●このように「イエローダイヤモンド」や「ブラウンダイヤモンド」を低い評価で見るのはすでにナンセンスなのです。
かつての宝石業界の悪しき伝統が、いまだに正しい知識のように思われている現実について、宝石業界は深く反省をして、消費者の方に正確な情報を公開すべきなのです。
●一宝石関係者として、反省するとともに、この点は声を大にして言いたいです。


イエローダイヤモンドルース画像
▲ イエローダイヤモンド ルース

Fancy Vivid Yellow (natural), 0.316ct, SI-1, Round Brilliant, CGL

イエローダイヤモンドルース画像
▲ イエローダイヤモンド ルース

Fancy Intense Yellow (natural), 0.53ct, VS-1, Oval Modified Brilliant, GIA

イエローダイヤモンドリング画像
▲ イエローダイヤモンド リング

Very Light Yellow (natural), 1.202ct, VVS-2, Marquise Brilliant, AGT/CGL, Pt950

イエローダイヤモンドルース画像
▲ イエローダイヤモンド ルース

Fancy Vivid Yellow (natural), 0.193ct, SI-1, Marquise Brilliant, CGL


 ▼有名なイエローダイヤモンド
【ティファニー・ダイヤモンド】 Tiffany Diamond
(バード オン ア ロック セッティング)
・128.54ct、Fancy Yellow、VS-1
・『カナリー・イエロー』と呼ばれるダイヤモンドの中で最も美しく有名。Tiffany & Co. (ティファニー・アンド・カンパニー)

【インコンパラブル・ダイヤモンド】 Incomparable Diamond
・407.48ct、Fancy Brownish Yellow、IF
・研磨する前の原石は890ct。ゼール社、ルイス・グリック社、プレミア・ジェム社

【アーカンサス ダイヤモンド】 Arkansas Diamond
(別名:サーシー・ダイヤモンド Searcy Diamond)
・27.21ct、ファインケープ色の見事な正八面体のダイヤモンド原石。Tiffany & Co. (ティファニー・アンド・カンパニー)

▼カラーグレード別数量(%)
   2003年

Fancy Vivid : 6%
↑ Fancy Deep : 2%


Fancy Intense : 24%
Fancy : 46%
Fancy Light : 21%
 ▲Fancy Dark: 1%以下
▼カラット別数量(%)
 1998年+2003年
 0.99ct以下 : 14%
1.00~2.99ct : 56%
3.00~4.99ct : 13%
5.00~9.99ct : 12%
10.00ct ~ : 5%

▼クラリティ別数量(%)
   2003年

Flawless or IF : 5%
VVS : 22%
VS : 51%
SI : 19%
▲ I : 3%

●グラフは、GIAがグレーディングしたイエローダイヤの数量分布です。

●なんと1998年と2003年のグレーディングされたイエローダイヤの合計は、24,668ピース。
●ブルーが462ピース、ピンクが1,490ピースという数量と比較すると、断然多いですね!

●だから価値が無いとするのは早計です。
●世界の名だたるスーパーブランドも光り輝くイエローダイヤを最高のジュエリーに仕上げているように、『良いものは良い』のです。

●ま、でもやはりGIAですね、グレードの高いイエローがグレーディングに持ち込まれていますからね!
●ホント、クラリティで『Iクラス』が3%しかないなんて信じられません。

●資産としてのイエローダイヤをお考えの方は、左のグラフを見る限りでは3.00ct以上の綺麗なイエローダイヤを入手しておくと良いかもしれませんね!
●あくまで【カラーダイヤ】ですので、Fancy Intense か Fancy Vivid の3.00ct以上(出来れば5.00ct以上)であれば、世界のマーケットで通用するのではないでしょうか。
●クラリティは良いに越したことありませんが、あまり神経質になりすぎると、『木を見て森を見ず』になりかねませんです(またしてもあくまで私見ですので・・・)!

●ただ、入手できるときに入手しておくのはやはり鉄則だと思います。


●オークション落札価格 (落札価格は、「1カラット当たりの金額」×「カラット数」で計算している場合もあるため、多少の差異が生じている場合もあります。)

開催年月
オークションハウス
カラーグレード,カラット,クラリティ,カット・シェイプ,鑑定機関
落札価格
備考
1990年
---
Fancy Intense Yellow,18.49ct,---,---,GIA
US$3,761,993
別名『Golden Drop (ゴールデン・ドロップ)』
1997年
---
Fancy Vivid Yellow,13.83ct,---,---,GIA
US$3,302,493
2005年2月
サザビーズ
Fancy Vivid Yellow,10.02ct,---,---,GIA
US$772,848
約¥8107万1755円
2009年5月12日
サザビーズ・ジュネーブ
Fancy Vivid Yellow,18.13ct,VVS-2Marquise Modified Brilliant-Cut
GIA
CHF1,178,500-
約1億215万円


天然(ナチュラル)オレンジ・イエローダイヤモンド画像

天然(ナチュラル)オレンジ・イエローダイヤモンド画像
▲ご参考画像1,2 それぞれ白い背景、黒い背景で撮影しました。

手前左 手前中央 奥中央 手前右
カラー Fancy Orange Yellow Fancy Vivid Orange Yellow Rancy Intense Orange Yellow Fancy Deep Orange Yellow
カラット 0.078ct 0.085ct 0.260ct 0.138ct
クラリティ I-1 I-1 SI-2 VS-2
カット Round Brilliant Pear Brilliant Marquise Brilliant Hexagonal Modified Brilliant
蛍光性 Medium Yellowish Green none Medium Yellow none
鑑定機関 中央宝石研究所 AGTジェムラボラトリー
品番 31531 32814 32388 32810

形状も様々なので、単純比較は出来ませんが、同じ「オレンジ・イエロー」でも接頭辞(ファンシー・ビビッドなど)によって結構な違いが判る組み合わせですね!

改めてカラーダイヤモンドの虜になってしまいます。

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ブラウンダイヤモンド(Brown Diamond)

ブラウンダイヤモンドルース
▲ ブラウンダイヤモンド ルース

Fancy Brown (natural), 0.636ct, VS-1, Octagonal Brilliant Cut, AGT & CGL

ブラウンダイヤモンドルース画像
▲ ブラウンダイヤモンド ルース

Fancy Dark Brown (natural), 0.630ct, SI-2, Heart Brilliant, AGT

ブラウンダイヤモンド K18WG イヤリング
▲ ブラウンダイヤモンド イヤリング

K18WG, Diamond ( total ) = 2.00ct, Round Brilliant

●ブラウンダイヤモンドはイエローダイヤ同様、産出量も多く、比較的安価に入手することができるカラーダイヤモンドの一つです。
●ただ、やはり勘違いしてはいけないのが、「ブラウンダイヤ=粗悪品」ではないということです。

●最高級の色合いのブラウンダイヤは「コニャックダイヤ」などと称賛され、コレクターの中でも人気のダイヤです。
●また右画像のように世界で最も有名なダイヤの一つである「The Star of the South」も、鑑定結果的にはブラウンダイヤモンドなのです。

●単純に「ブラウン=粗悪品・安価」と考えるのはあまりにも悲しすぎると思います。

●またブラウンダイヤはないですが、色が濃く見えるカラーダイヤの場合、「Fancy Deep ○○」などでなく、「Fancy Brownish ○○」と鑑定される場合が良くあります。
●どうしても日本人は「ブラウン」が付くと敬遠する傾向がありますが、あくまで鑑定結果であって、自分の見たインスピレーションを大切にしたいものです。

●なお、ブラウンダイヤモンドには、「Fancy Vivid Brown」や「Fancy Intense Brown」というグレーディング結果は基本的に存在しません(2006年4月現在GIA基準)。

有名なブラウンダイヤモンド

【スター・オブ・ザ・サウス】 The Star of the South
・128.48ct
・Fancy Light Pinkish-Brown、VS-2
世界で最も有名なダイヤモンドの一つ。

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ホワイトダイヤモンド(White Diamond)

下記の画像をタップ(またはクリック)すると、リング(指輪)、ペンダント、ネックレス、ピアス、イヤリング、ブレスレット、ルース(裸石)、原石、ビーズ等のジュエリーやアクセサリーなどのいずれかをご覧頂けます。

ホワイトダイヤモンドとは、薄めたカルピスのような乳白色の色調を示します。

お気を付け頂きたいのが、宝石業界では慣習的に「無色」のことを「白」とか「ホワイト」ということがあります。

そのため、「ホワイトダイヤ」とだけいうと「無色(カラーレス)ダイヤ」と勘違いされることがありますので、「カラーダイヤモンドの1種類のファンシー・ホワイト・ダイヤモンド」とか「無色系ではなくて、カルピスみたいな乳白色で「Fancy White」と鑑定結果の出ているダイヤモンド」などとしっかり伝えることが大事かなと思います。

また、白っぽく見えるので「ホワイトダイヤモンド」かなと思いグレーディング(鑑定)に出したら、「Gカラー」などのいわゆるカラーレス系のカラーグレードで、クラリティが「I-1」などという結果になった経験が何度かございます。

従いまして、見た目が白っぽいだけですと実はホワイトダイヤモンドでは無いということがありますので、信頼のおける鑑定機関できちんと「ファンシーホワイト」という鑑定結果が出ているものをご購入なされることをお勧めいたします。

ご参考になれば幸いです。

下記の画像をタップ(またはクリック)すると、リング(指輪)、ペンダント、ネックレス、ピアス、イヤリング、ブレスレット、ルース(裸石)、原石、ビーズ等のジュエリーやアクセサリーなどのいずれかをご覧頂けます。

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ブラックダイヤモンド(Black Diamond)

ブラックダイヤ ルース 画像
▲ ブラックダイヤモンド ルース

 1.84ct

●ナチュラル(天然)のブラックダイヤモンドも稀です。黒くなった原因は、暗色の微細な含有物があるため。

●カーボンと呼ばれる黒色の内包物などが大小、大量にあるため、見た目に黒く見えます。殆どの場合、不透明となっています。

どの位稀かというと、中央宝石研究所のグレーダーの方で、ここ2005年位~2012年位で1~2個しか鑑別していないとの事です。

おそらく、ナチュラルのブラックダイヤという認識のあるダイヤモンド業者が少ない、それどころか黒い内包物だらけの黒く見えるダイヤは鑑定書や鑑別書をとる意味が無いと考えている業者も多いからだと思われます。

===以下の内容は、2012年4月時点で===

●カラーグレードは、「Fancy Bleck」のみ。「Fancy Vivid Black」とか「Fancy Intense Black」とか「Very Light Black」というグレードはありません。

 上記のカラーグレードを出すのは、GIAのみで、しかも「COLORED DIAMOND IDENTIFICATION AND ORIGIN REPORT (通称:カラーオリジンレポート)」のみです。

 従いまして、基本的に記載されるのは、「Shape and Cutting Style(形状、カット名)」「Measurements(寸法)」「Weight(重量:カラット数)」「Color Grade」「Origin(色の起源)」「Grade(グレード)」「Distribution(色の分布)」「Comments(コメント)」となります。

 ですので、クラリティの評価はありません。

●ちなみに、日本国内ですと、

 中央宝石研究所は鑑別書のみの発行、

 AGTジェムラボラトリーは鑑定書も鑑別書も発行いたしません。

●AGTジェムラボラトリーが発行しない理由と致しましては、分光分析などが出来ないため、色の起源の判定が難しいからとの事です。

===以上、2012年4月現在の情報・基準です===


●通常、市場で見かけるものは、トリートメントのブラックダイヤモンドが殆ど全てです。

●パッと見、オニキスやヘマタイトと勘違いする方もいます。しかし、トリートメントとはいえ、輝きの強さは並べるまでも無く、圧倒的な違い、光の強さを感じられるはずです。
 やはり、ダイヤモンドなのです。

●なお、処理の方法としては、「加熱」「放射線照射」「イオン注入」などがあるようです。


有名なブラックダイヤモンド

【ブラック・イザベル W-A】
・82.06ct、アメリカ自然史博物館

【The Spirit of de Grisogono】
・312.24ct、 世界最大のブラックダイヤモンド

【ブラック・オルロフ・ダイヤモンド】 Black Orloff Diamond
( 別名:アイ・オブ・ブラマ・ダイヤモンド Eye of Brahma Diamond)
・67.5ct,Cushion Cut

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カメレオンダイヤモンド(Chameleon Diamond)

カメレオンダイヤモンド

上記画像は、色の変化のご参考画像です。左側が通常時の色調、右側が加熱時の色調です。

ちょっと記憶が定かでないのですが、アメリカの宝石店がヨーロッパのダイヤモンドディーラーに色調がオリーブグリーン(モスグリーン)系のダイヤを注文しました。

荷物が届いて中のダイヤモンドを見たらイエローダイヤモンドが入っていた。

すぐにアメリカの宝石店が「イエローダイヤが入っていた」と文句を言ったら、ヨーロッパのディーラーは「いや間違いなくオリーブグリーン(モスグリーン)系の色調のダイヤを入れて発送した」と応酬。

そこでよく調べてみたら、何と色が変わるダイヤモンドだった!

「カメレオンダイヤ」発見(?!)のきっかけはそんな話だったと聞いたことがあります。

と、思っていたのですが、どうやら正式な発見は1943年、2.24ctのダイヤモンドとのことです。

光をあてたときにブロンズ色から緑色に変化し、C.A.Kiger社によって「カメレオンダイヤモンド」と名付けられました。

カメレオンダイヤの定義は、全国宝石学協会によると『ある期間(例えば一晩中)暗所に保管した場合や緩やかな加熱(アルコール・ランプなどで200℃~300℃程度)によって一時的(数秒から数分)に変色するダイヤモンド』と定義されるようです。

色が変わるので有名な宝石は「アレキサンドライト」ですが、アレキは光源(光の波長)によって変色しますが、カメレオンダイヤは温度と光によって変わるのが殆どです。

一般的なカメレオンダイヤは、常温でオリーブグリーン~グリーングレー系の色をもち、加熱後は淡いレモン色~オレンジイエローの色調を持ちます。

加熱温度は大体150℃位です。

ダイヤですのでもちろん直接火を当ててしまっては炭になってしまうかもしれませんので、ご家庭などでは ステンレスのスプーンなどの上にカメレオンダイヤを置いて、ライターなどでステンレスのスプーンの下側に炎を当てて加熱してください。

もちろん、急激な温度変化は破損の原因となりますので徐々に温め、冷やすときは室温で冷ましてくださいね。

加熱だけでなく、冷蔵庫など冷暗所に一晩置いておき、朝出すと色がやはり変化しているものもあります。

加熱ほど目立った変化ではないですが、リングなどに加工しても色の変化を楽しめます。(リングにしたら加熱は出来ないですからね(笑))

もちろん、ダイヤによって大きく変色するものもあれば、それほど変化しないものも様々です。

稀にですが『リバース・カメレオンダイヤモンド』と呼ばれるカメレオンダイヤも存在します。

通常状態でイエロー系の色調を持ち、加熱後オリーブグリーン系に変色するタイプです。

通常のカメレオンダイヤとは反対の変化を示すので『リバース』と名づけられたようです。

これからはイエローダイヤモンドも加熱してみなければ(笑)。

下記の画像をタップ(またはクリック)すると、リング(指輪)、ペンダント、ネックレス、ピアス、イヤリング、ブレスレット、ルース(裸石)、原石、ビーズ等のジュエリーやアクセサリーなどのいずれかをご覧頂けます。

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コニャックダイヤモンド&シャンパンダイヤモンド&パンプキンダイヤモンド(Cognac Diamond & Champagne Diamond & Pumpkin Diamond)

パンプキンダイヤモンド
パンプキンダイヤモンド


コニャックダイヤモンド
コニャックダイヤモンド


シャンパンダイヤモンド
シャンパンダイヤモンド


よく店頭などで「コニャックダイヤモンド(Cognac Diamond)」とか「シャンパンダイヤモンド(Champagne Diamond)」、「パンプキンダイヤモンド(Pumpkin Diamond)]などと銘打ったカラーダイヤモンドがあります。
しかし、グレーディング(鑑定)結果で「コニャック」とか「シャンパン」とか記載されることはないと思って頂いて間違いありません。

●オレンジダイヤモンド、ブラウンダイヤモンド、イエローダイヤモンドなどの評価を受けるカラーダイヤモンドが前述の名称で販売されているのです。

●でも、「コニャック」や「シャンパン」なんてステキなネーミングですよね。

シャンパンダイヤ&コニャックダイヤ画像
左二つがシャンパンダイヤモンド、
  右二つがコニャックダイヤモンド 
  (中央のリングはDカラーダイヤモンドリング)

左から、1.02ct、1.06ct、0.541ct、1.05ct、1.67ct

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ピンク レッド
オレンジ イエロー
グリーン ブルー
バイオレット パープル
ブラウン ホワイト
グレー ブラック
カメレオン バイカラー
レアダイヤ

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