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カメレオンダイヤモンド画像 ← 左が常温状態、右が加熱後。もちろん、同じダイヤの加熱前・加熱後です!
●ちょっと記憶が定かでないのですが、アメリカの宝石店がヨーロッパのダイヤモンドディーラーにオリーブ色のダイヤを注文しました。荷物が届いて中のダイヤモンドを見たらイエローダイヤが入っていた。そこでアメリカの宝石店が「イエローダイヤが入っていた」と文句を言ったら、ヨーロッパのディーラーは「いや間違いなくオリーブ色のダイヤを入れて発送した」と応酬。そこでよく調べてみたら、何と色が変わるダイヤモンドだった!

●「カメレオンダイヤ」発見(?!)のきっかけはそんな話だったと聞いたことがあります。

●と、思っていたのですが、どうやら正式な発見は1943年、2.24ctのダイヤモンドとのことです。光をあてたときにブロンズ色から緑色に変化し、C.A.Kiger社によってカメレオン・ダイヤモンドと名付けられました。

●カメレオンダイヤの定義は、全国宝石学協会によると、『ある期間(例えば一晩中)暗所に保管した場合や緩やかな加熱(アルコール・ランプなどで200℃〜300℃程度)によって一時的(数秒から数分)に変色するダイヤモンド』と定義されるようです。

●色が変わるので有名な宝石は「アレキサンドライト」ですが、アレキは光源(光の波長)によって変色しますが、カメレオンダイヤは、温度と光によって変わるのが殆どです。

●一般的なカメレオンダイヤは、常温でオリーブグリーン〜グリーングレー系の色をもち、加熱後は淡いレモン色〜オレンジイエローの色調を持ちます。
●加熱温度は大体150℃位です。ダイヤですのでもちろん直接火を当ててしまっては炭(!)になってしまうかもしれませんので、ご家庭などではステンレスのスプーンなどの上にカメレオンダイヤを置いて、ライターなどでスプーンの下側に炎を当てて加熱してください。もちろん、急激な温度変化は破損の原因となりますので徐々に温め、冷やすときは室温で冷ましてくださいね!

●加熱だけでなく、冷暗所に一晩置いておき、朝出すと色がやはり変化しているものもあります。加熱ほど目立った変化ではないですが、リングなどに加工しても色の変化を楽しめます!(リングにしたら加熱は出来ないですからね(笑))
●もちろん、ダイヤによって大きく変色するものもあれば、それほど変化しないものも様々です。

●稀にですが『リバース・カメレオンダイヤモンド』と呼ばれるカメレオンダイヤも存在します。通常状態でイエロー系の色調を持ち、加熱後オリーブグリーン系に変色するタイプです。通常のカメレオンダイヤとは反対の変色性を持ちますので『リバース』と名づけられたようです。これからはイエローダイヤも加熱してみなければ(笑)。